アルツハイマー予防

僕の父は今から18年前に、アルツハイマーが原因で他界しました。その時父は65歳、僕は32歳でした。アルツハイマーが、発症した場合の平均寿命は8年と言われていますから、逆算すると57歳で発症ということになります。

人により進行の速度は、違うそうなので、僕の父の場合かなり、ゆっくり進行していったのだと思います。物忘れなど、多少はあったもののまさか、アルツハイマーとは家族の誰もが考えもしませんでした。しかし、父が60歳の時に職場から急にいなくなったり、夜に家から抜け出してお昼ごろに帰ったりと急に、事態が切迫し、嫌がる父をなだめて病院へ連れて行くとアルツハイマーと診断されました。

その後すぐに仕事を退職し、一年ぐらいは家で母と家族が交代で見ていましたが、足が元気で一時も目を離すこともできず、次第に家族は疲れ果て、病院のドクターの紹介で、病院内にある老人の施設で預かってもらうことになりました。

その時点で、ほとんど、家族が誰なのかわからなくなってはいましたが、温厚な性格は変わることなく、穏やかな性格のままで、よく言われている海馬縮小の為のアルツハイマー特有の怒りっぽくなる等は、ほとんどなく優しい父でした。その分預けて帰るときの罪悪感、そして父の不安そうな顔を、今でも忘れる事は出来ません。

その後、3年半施設で預かってもらい、亡くなる半年ぐらい前に、ドクターからもう余命が半年ぐらいだと診断され、最後は施設より本人も家が良いだろうと、家に連れて帰りました。その時点でもう、ほとんど歩く事は出来ず横になるか、椅子に座って過ごす、毎日でした。

半年後のある日、近くに住んでいた僕に、母から電話があり、父が呼んでも反応がなく息をしていないようだと狼狽した声で連絡がありました。救急車は既に呼んであるとの事で、すぐに実家に行き、父に、心臓マッサージと人工呼吸をしていると、救急車が到着し、病院へ緊急輸送となりました。救急車の中で心拍が戻り、一時、病院の集中治療室へ運ばれましたが、3時間後に息をひき取りました。今となっては、あの時、家で静かに息をひき取らせてあげれば、良かったのではないかと思います。

前置きが長くなりましたが、もう僕も50歳、アルツハイマーは遺伝すると言います。いつまでも元気で周りの人に迷惑をかけないよう、サプリを飲んだり、頭に良いとされる事をしようと思います。

今回は少し、暗い話でなおかつ、アンチエイジングとはあまり関係の無い話ですが、アルツハイマーの発症は平均65歳からと言われていますので、現実として個人差があると思いますので50歳を過ぎたあたりから、こういった事も考えて行かないといけないかと思います。